支援を終えたスタッフから支援について詳しく話が聞けることは、
直接支援がほぼない自分には ちょっと楽しみにしていることです。
先日の報告です。
歩きが速く、また 突然支援員の気を引くかのように走り出す青年が、
その日は 雪ん子のように着ぶくれをしていたせいか 汗をかきかき
歩きはゆっくりで支援員の後ろを歩いていたということでした。
報告を聞くうちに、この青年がスタッフの腕やリュックのベルトにつかまって
歩いていることが自分は気になっていたことを思い出しました。
「見守り」で歩けないのかな?と
幼いころから突然の走り出しがあり手つなぎ歩きが必要でした。成長とともに
走り出しては支援員を振り返ることが、注目されて追いかけられて制止されるという
ことで強化されているのかなとも思われます。
初めての支援員にも、ご本人から腕を組もうとすることがあったので、支援員とどこか
つかまって歩くことがご本人のルーテインになっているのかもしれません。
支援員も走り出しを予防し安全第一を優先に離れて見守りで歩くことに勇気が
要ることかと思います。
さて、青年は着ぶくれていて動きがゆっくりになったのか、それとも支援員が前を
歩くことによって走り出しがなかったのか、あるいは ほかのことが関係したのか…
次回、着ぶくれてなければ、支援員が前を歩いてみたら 走り出しはどうなのか
その報告が楽しみです。
