「一宮を共生のまちに〜津久井やまゆり園事件が問いかけるもの〜」
和泉短期大学教授 鈴木敏彦先生
津久井やまゆり園の事件は大きな衝撃を受けましたが
今もやまゆり園では穏やかな日常を取り戻すための活動を
しているそうです。
事件を切り口に、障害のある人の地域生活、共生社会をどのように実現し
形作っていくのかについて、法律や制度の視点と、誰にも内在する
「内なる偏見」といった、精神的な側面や意思決定支援のあり方等
とても興味深いお話を聞かせていただきました。
障害があってもなくても、誰もが地域で当たり前の暮らしを送ることができる権利があります
どこで、だれと、どんな暮らしをしたいのか、言葉で表現することが難しくても
自分自身で選んだ暮らしを実現するためにどうしたらいいのか
相談支援の立場では、いつも暮らしをどのように支えていくべきか
希望する暮らしをどう実現していくかを考えて支援しています
しかし、、うまくいかないことも現実にはおこります
一宮市がどんな人にとっても住みやすい共生社会が実現するようにこれから
取り組んでいくべき課題についてたくさんの課題をいただきました
お一人お一人の暮らしが少しでも希望に近づけるように、できることをコツコツと
取り組んでいきたいと改めて感じたとても良い講演会でした
MOVEからは職員12名 受講させていただきました
ありがとうございました